一般社団法人健康サポート協会

 

昨今、労働者不足問題が深刻化するなか、官民を挙げて働き方改革が推進されています。しかし、生産性向上を図るためには働き方だけに止まらず、従業員の健康に対する配慮を経営戦略として取り組む必要性も高まっています。さらに、少子高齢化などによって国民の医療費は年々増え  ています。それにより、健康保険組合の経営赤字は全体の7割で、平成29年度 の赤字総額は3,060億円にのぼります。これは健康保険料の増額という形で企 業負担の増加に繋がります。従業員やその家族の健康に配慮して医療費の削減  を図ることは、企業としも取り組むべき課題になっています。

企業内では、健康経営が推進されている状況ですが、企業内での健康経営を実践す  るための方法が良く理解されていない状況が見受けられます。健康経営のために事業  者内で実践するにあたり、問題点も数多く見受けられます。そこで当協会は事業所内  での困りごとに対して、産業医、保健師、看護婦、産業カウンセラー、管理栄養士が  事業署に出向き、医療関係資格保持者=産業保健スタッフがチームとして対応し、産  業保健の推進、サポートすることを考え、協会を立ち上げ、健康経営と働き方改革の  推進を図っていきたいと考えております。